“SNSがきっかけで性犯罪被害”の小学生が過去最多を更新
SNSがきっかけで性犯罪などに巻き込まれた小学生の数が過去最多を更新しました。 警察庁によりますと、SNSがきっかけで性犯罪などの事件に巻き込まれた小学生は去年1年間で139人にのぼり、前の年より25人増えて過去最多となりました。被害にあった最も年齢の低い児童は8歳だということです。 約7割のケースで、被害にあった児童が最初の投稿をしており、趣味や日常生活などについて投稿したところ、容疑者から接触を受け、被害にあったということです。警察庁は、小学生も含めた若い世代にネットの適切な利用方法を周知していくということです。 一方、去年、大麻にからみ検挙された20歳未満の少年は1222人で、過去最多となりました。SNSで簡単に入手でき、抵抗感や犯罪だという意識が希薄になっていることが要因のひとつとみられ、年齢別でみると16歳から検挙が多くなるということです。警察庁は特に高校1年生をターゲットに積極的に大麻の危険性を発信していく方針です。