寺田明日香“ママさんハードラー”現役続行へ前向き 25年東京世陸「目指せたら」心境に変化
東京で開催される25年陸上世界選手権の開幕まで1年となった13日、都内でイベントが行われた。女子100メートル障害の21年東京五輪代表で、“ママさんハードラー”として注目される寺田明日香(34)=ジャパンクリエイト=は「このままふわっとやめていくのは心残りになると思う」と、現役続行へ前向きな姿勢を示した。パリ五輪出場を逃し「来年は目指せたらいいなと少しずつ思い始めた」と、心境に変化があったという。 パリ五輪男子400メートル代表の佐藤拳太郎(富士通)は「競技人生の中でも集大成にできる大会にできれば」と意欲。同男子200メートル代表の鵜沢飛羽(筑波大)は大会で使用されるゼッケンを手にし、「これをつけて世界陸上走りたいですね」と思い描いていた。