福島県産米粉を使ったパンとクッキーを試験販売 会津若松市の「モックモック」
福島県会津若松市の焼きたてパン工房「モックモック」で、県産米粉を使ったパンとクッキーの試験販売が始まった。2月23日までの毎週金曜日に同店で販売する。 県産米粉の普及拡大を目的に、会津の食と伝統をつなぐ会と仙台市の宮城学院女子大現代ビジネス学部の石原慎士教授ゼミが共同で開発した。昨春からレシピの開発を始め、同店に製造を依頼した。 米粉食パン(一斤・税込み540円)と米粉あんぱん(同・同216円)はグルテンの添加を最小限に抑え、米粉の特長を生かしている。あんぱんには市内の老舗割烹「田季野」手作りのあんこを使用。赤小豆あんの他に、希少な白小豆を使った白あんの2種類を用意した。米粉クッキー(6枚入り・同378円)はゆず、えごま、プレーンの3種が入る。 米粉の製造は、米粉を専門に扱う郡山市の田中製粉が担当した。今後は会津若松市の会津バスターミナル売店での販売も予定している。 モックモックの林陵平さんは「材料などの配分や発酵の仕方などを工夫した。米粉本来の味を楽しんでほしい」と話している
営業時間は午前9時から午後5時まで。