スタジオコロリド新作『好きでも嫌いなあまのじゃく』5月公開 声優に小野賢章&富田美憂
小野賢章と富田美憂が出演するスタジオコロリドの新作映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』が、5月24日よりNetflixにて世界独占配信&日本劇場公開されることが決定した。 【写真】小野賢章&富田美憂のツーショット スタジオコロリドは、初の長編映画『ペンギン・ハイウェイ』で第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞、長編第2弾の『泣きたい私は猫をかぶる』、Netflix映画として制作された長編第3弾『雨を告げる漂流団地』を制作したアニメーションスタジオ。長編第4弾となる本作は、“少年”と“鬼の少女”が紡ぐ青春ファンタジーだ。 監督を務めるのは、スタジオジブリを経て、スタジオコロリドにて『泣きたい私は猫をかぶる』で長編監督デビューを飾った柴山智隆。脚本は、『ちはやふる』シリーズ、『薬屋のひとりごと』で知られる柿原優子が手がける。さらに、キャラクターデザインに『薬屋のひとりごと』OP、映画『天気の子』『風立ちぬ』で知られる横田匡史、キャラクターデザイン補佐に『雨を告げる漂流団地』『うる星やつら』OPで知られる近岡直が名を連ねた。 小野が演じるのは、山形県に住む高校1年生の八ッ瀬柊。“周りと上手に過ごしたい”“人に嫌われたくない”という想いから、気づけば“頼まれごとを断れない”性格に。自ら進んで“誰かのために”を一生懸命にやってみるも、何かが上手くはいかず、親友と呼べる友達もいない役柄だ。小野は『泣きたい私は猫をかぶる』にも出演しており、本作にて柴山監督と再タッグとなる。 富田が演じるのは、鬼の少女・ツムギ。人間の世界に母親を探しに来た。そんな中、出会った柊を旅の道連れに……。天真爛漫、柊とは正反対で“周りの目を気にしない”性格だ。 3月16日に発売されるムビチケカードは“原画デザイン”2種で、“小鬼”のアクリルキーホルダーが特典として付いてくる。 ■コメント ・小野賢章(八ッ瀬柊役) 何回かに分けて収録したので、ゆっくりと役と向き合いながら丁寧に進んでいけました。 僕が演じる柊は、お願いされたらなんでも受け入れてしまって、利用されている自分に嫌気がさしているんですが、ツムギとの出会いによって自分が必要とされること、そして自分自身がやりたいことを探していきます。等身大で、意外に頑固なところも魅力的な男の子だと思います。 他にもたくさんの魅力的なキャラクターが登場します。 どんな世代の方でも感情移入できると思います。家族、友達、近しい方とぜひご覧ください! ・富田美憂(ツムギ役) 誰でも1度は感じたことのある悩みをテーマに、家族や大切な友達にふと会いたくなるような温かい作品です。 ツムギは鬼の少女ということで、柊をはじめとした沢山の人達と出会いどう成長していくのか、是非楽しみにしていただけたら幸いです! 大人から子供まで幅広い方にこの作品が届いたら嬉しく思います! ・柴山智隆(監督) 真夏に降る雪、優しい鬼たち、隠した気持ちは溢れて世界を飲み込みます。 柊役の小野賢章さんには、気持ちを隠すことに自覚がない少年、という難しい役どころを、繊細で奥行きのあるお芝居で見事に演じきっていただきました。富田美憂さんの演じたツムギは、気が強いのに可愛らしくどこか儚げで、存在感のある素敵な声が鬼の世界と映画全体に説得力を与えてくれています。 気持ちを言葉で伝えるのが苦手だったり、頑張ってるのになんか上手くいかないと感じてる方にも、映画を観て少しでも元気になっていただけたら嬉しいです。 ・横田匡史(キャラクターデザイン) 自分の気持ちを隠して周りに合わせることが当たり前になってしまっている柊くんに制作中、時に自分を重ね、時に保護者ように見守りながら並走していました。正反対とも言えるツムギとの出会いをきっかけに巻き込まれていく出来事の中で、それぞれがどう変化していき、最終的に何を獲得するのか。是非、二人の奮闘とそれが起こすひと夏のほんの小さな奇跡を一緒に体験して頂けたら嬉しいです。 ・近岡直(キャラクターデザイン補佐) 女子に引っ張られて旅に出る! これぞ男子のロマンですね! ツムギも柊も魅力的になるように考えながら描きました。是非見て下さい!
リアルサウンド編集部