ゆとりを持って安全運転を 玉名市で高齢者ドライバー向け講習会
高齢ドライバーに判断力の衰えなどを実感し、安全な運転方法を学んでもらう講習会が10月21日、玉名市築地の大洋第二自動車学校であり、参加者がゆとりある運転の大切さなどを学んだ。玉名地区高齢者交通安全協議会と玉名署の主催。 60~80代の24人が3班に分かれ、指導員が同乗して車で教習コースを回り、交差点での確認やクランク、S字カーブの走行技術を学んだ。交通事故の現状などの講義もあった。 同校の雪田光男教頭によると、高齢者がアクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐには、かかとをつけたまま操作するのではなく、その都度構えてゆとりを持ってブレーキ操作をすると良いという。参加した男性(79)は「一時停止や交差点の確認も怠らないようにしたい」と話した。(伴哲司)