キヤノン、「突然の増配」を素直に喜べない足元の事業状況
キヤノンが15日に発表した「サプライズ増配」に反応して16、17日と株価は連騰したが、不安要素も多い(撮影:尾形文繁)
12月15日、キヤノン(7751)は期末配当を10円引き上げて55円にすると発表した。年間配当は前期から20円増の100円を見込む。翌16日の株価は前日終値から一時は約6.5%高の2845円まで上昇。増配発表をいったんは好感した格好で、17日も一時は2897円まで続伸したが、終値は2858円。ローソク足は長い上ヒゲをつけており、上昇の勢いは限定的なようだ。
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大竹 麗子