後列左からくるま(令和ロマン)、ケムリ(令和ロマン)、おばたのお兄さん、荒川(エルフ)、はる(エルフ)。前列左から吉田朱里、河本准一(次長課長)、たばやん。(カゲヤマ）、タイ(やさしいズ)、板尾創路、レイザーラモンRG

　X（旧ツイッター）と似たSNS「スレッズ」に面白い投稿をした吉本芸人を決める「よしもとThreads王決定戦」決勝大会が16日、都内で開催され、「やさしいズ」というコンビのタイ（39）が初代王者に輝いた。 　一部くり抜いたパスタや焼き餅の写真を坊主頭に乗せ、穴からはみ出た黒髪を、トッピングの刻み海苔やお餅のコゲに見立てるという動画で優勝。タイは「普段からこの髪形のせいで怖がられたり、職質掛けられたりするので、坊主ってとてもファニーなんだよっていうのを、もっとSNSのパワーで世界に伝えていきたいです」と喜びを語った。 　MCは「令和ロマン」が務めた。高比良くるま（30）は冒頭で「12月の賞レースと言えば『THE　W』、『M―1（グランプリ）』そして『よしもとThreads王決定戦』この3大賞レース。吉本がこのまま無冠で終わるのかと心配されてますからね」。 　今年は「R―1グランプリ」「キングオブコント」「THE　W」と、〝非〟吉本芸人の優勝が続いている話題をネタにした。すかさず相方・松井ケムリ（31）は「『吉本Threads王（決定戦）』は絶対無冠で終わらないです。（優勝者は）吉本から出ますからね」とツッコんだ。 　今年の女芸人No1．決定戦「THE　W」は、最終決戦3組がみんな下ネタだったと話題に。これに絡めたのは、アンバサダーを務めた「エルフ」の荒川（28）だ。 　この日の決勝進出者10組のスレッズ投稿について、令和ロマンが「下ネタも少なかったですしね」と指摘すると、荒川は「アタシ1人見付けました」と、沖縄から来たトリオ「初恋クロマニヨン」の比嘉憲吾（39）を名指しした。 　比嘉は「東京だったら大丈夫かなと思ってたんですけど、沖縄ではダメらしくて…」と、太い下半身が異様にムチムチしたパンツ姿で登壇。ユニクロで購入し「こういうタイトなスパッツとかジョガーパンツほしかったんスけど、それ選んだらキッズ用だった」という。 　令和ロマンにも「下半身の衣装どうなってんの？」とイジられた比嘉。はみ出してはいないが、やたらモッコリさせて出てきたのは確信犯なのだろう。これを聞いた荒川は「賞レースに下ネタいらない！　そんなお笑いいらないから！」と叫んだ。 　決勝大会の模様はインスタグラムで生配信され、アンバサダーは登壇中に写真を撮り、リアルタイムでスレッズに投稿する仕事も任された。アンバサダーの1人でSNSに詳しいピン芸人・おばたのお兄さん（36）は「なんかでもこれアレですね、ちょっとフワちゃんみたいでちょっとイヤですね」と漏らしていた。