スペック最強は誰だ!? 日本代表能力値ランキング15位。冨安健洋に劣らない安定感! 頼れる最年長
AFCアジアカップカタール2023に臨むサッカー日本代表のメンバーが1日に発表された。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、今季のスタッツを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは日本代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。(成績、市場価値は16日時点の『transfermarkt』を参照。発表時のメンバーが対象)
15位:谷口彰悟(アル・ラーヤン/カタール) 生年月日:1991年7月15日 市場価値:150万ユーロ(約2.1億円) 23/24リーグ戦成績:12試合0得点0アシスト 日本代表通算成績:25試合1得点1アシスト 川崎フロンターレで長く活躍してきた谷口彰悟は、ロシアワールドカップ後に就任した森保一監督の元で日本代表に定着。カタールW杯にも出場し、今回のAFCアジアカップカタール2023のメンバーにも問題なく名を連ねた。チーム最年長であり、ピッチ内外で頼りになるベテランだ。 「守備」の能力値はランキング11~20位の中で最高となる「81」を記録。とくにカバーリングセンスは目を見張るものがあり、鋭い読みと危機察知能力を発揮して相手の突破を阻んでいる。ポジショニングや判断を間違えることも少なく、安定感に関しては冨安健洋などにも引けを取らない。 身長は183cmとセンターバックとして特別大柄ではないが、地上・空中問わず対人戦の強さは非凡で、タイトな当たりでFWの自由を奪うプレーはよく見られている。一方でスピードは平均的なため、板倉滉や冨安とは違いやや背後に抜け出された際の不安は残る。そうした点を踏まえ、「フィジカル」の数値は「80.2」に落ち着いた。 「スキル」はCBの選手としては比較的高い「61.8」。ボールを冷静に処理できるだけでなく、攻めのスイッチが一気に入るような鋭い縦パスを繰り返し差し込めるあたりが魅力だ。フル出場を果たした先日のベトナム代表戦でもその能力は光っていた。
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