ドラマ「教場」いよいよ再始動 51歳「木村拓哉」が大忙しな理由 秋にライブツアー、冬に「グランメゾン・パリ」公開も
「教場」なら続編が可能
「アルバムは初週の売上が5万5000枚で、オリコンの週間アルバムランキングで初登場1位になりました。連ドラ『Believe』も平均視聴率10・3%を記録し、まだまだ彼の人気は衰えていません」 ただし、デイリー新潮は5月15日配信の「木村拓哉も自身が“3層”入り…『Believe』はこのままでは『VIVANT』の二の舞になると囁かれる理由」で、「Believe」はテレビ局の営業が重視するコア層(13~49歳の男女)の視聴率が取れていないと報じた。 「確かに、キムタクのファンは彼と同様に年齢を上げていますから、コア視聴率には当てはまりません。だとしても、彼が主演のドラマには人気俳優が脇役でも出たがるので、制作サイドとしてはキャスティングに苦労しません。『Believe』ではコア視聴率は取れなかったものの、脇役に若手の人気俳優が出演すればコア視聴率にも結びつく可能性は大いにある。その点でも学園ドラマ風の『教場』は都合がいい。キムタクが演じる風間はそもそもの設定が白髪ですから年を取っても違和感がありませんし、生徒役の若手俳優を入れ替えればずっと続けることができます。ドラマの後には映画化も期待できます」 そうはいっても、撮影する時間がない。 「確かに、9月からは長期のライブツアーが始まりますが、開催するのは全国5カ所、それもひと月に1~2回のペースです。それなら東京に戻ってドラマの撮影に参加することも可能でしょう。来春のスペシャルドラマは十分に間に合うのではないでしょうか」 キムタクはシリーズ化を望まない俳優とも言われているが、 「『教場』に関しては例外のようです。最初のスペシャルドラマでプロデューサーを務めた西坂瑞城さんは『ガリレオ』シリーズや『リーガル・ハイ』の第2シリーズの演出も務めた方ですが、2020年4月に40代で亡くなられました。キムタクはじめスタッフたちは、彼のためにも『教場』シリーズは続けたいという思いがあるそうです」
デイリー新潮編集部
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