国際交流を支援しようと宇都宮市の財団はこのほど、県内の大学で学ぶ留学生などに助成金を贈りました。 あしぎん国際交流財団は国際性豊かな地域社会をつくろうと、足利銀行の創業９０周年記念事業の一環として１９８５年に設立され、翌１９８６年から毎年、留学生と国際交流団体に助成金の交付を行っています。 今年度は、マレーシア、中国、ネパール、香港からの留学生８人と国際交流団体が行う国際文化交流事業など１６の事業に合わせて１４６万円が助成されます。 宇都宮市の足利銀行本店で交付式が行われ、対象となった留学生８人と国際交流団体を代表して那須塩原市のアジア学院にあしぎん国際交流財団の松下正直理事長から助成金が贈られました。 松下理事長は「日本で学んだことを生かして、母国と日本の国際交流のために役立つ人になってくれることを願っています」と激励しました。