伏見寅威（2024年9月撮影）

　日本ハム伏見寅威捕手（34）が19日、1軍登録を抹消された。スタメン出場した18日のソフトバンク戦で、腰を痛めて途中交代していた。 【写真】ポリーとフレップに抱きつかれながら指ハートをつくる「さちとら」 　同戦後、新庄剛志監督（52）は「ちょっとぎっくり腰気味で。（試合中？）そう。もしかして昨日からちょっとあったのかなあ。昨日ちょっとパスボール多かったじゃないですか。ちょっと多いなと思いながら。責任感強い子なんで、ちょっと違和感あってもね、今日、伊藤君だったから、もしかして我慢して出ていたかもしれない」と話していた。 　今季は出場機会を得るために6月に1度抹消されたことはあったが、故障で離脱するのは初めて。ここまで58試合に出場し、打率2割4分5厘をマークしていた。シーズン序盤は田宮裕涼捕手（24）の台頭でベンチスタートが多かったが、8月以降は出番を増やし、2位につけ、6年ぶりのCS進出を目前にしているチームにとって欠かせない戦力だった。 　SNSでは「伏見寅威」「伏見抹消」「ぎっくり腰気味」がトレンドワード入り。「ペナント、最後の試練」「なんとかCSまでに治ってほしい」と心配する声のほか、チームには2軍調整中の清水優心捕手（28）、梅林優貴捕手（26）、進藤勇也捕手（22）に加え、1軍では田宮のほか、野手として起用されているアリエル・マルティネス捕手（28）、郡司裕也捕手（26）もおり、「福也は誰とバッテリーを組むんだ」と、今後の捕手の起用法にも注目が集まっている。