【特集】泥沼の内戦が続くミャンマー「自分だけが逃げた」日本にも及ぶ監視の目 福岡に逃れた女性は今
日本にも及ぶ監視の目
しかし、例え国外に逃れても、決して安心できるわけではありません。 長年、現地でミャンマー支援に取り組んでいる福岡市の松本さんは、国軍の監視の目は日本にも及んでいるといいます。 ■ミャンマー支援に取り組む 松本敏秀さん 「ダラン(密告者)と言うが、国軍のスパイ、協力者が日本にもかなり入って来ていると聞きます。国軍に対して反発の意見を述べると、家族が国軍などに連れて行かれるという話も聞いています。」 松本さんも、ミャンマー人を支援するイベントで怪しい人物を目撃しました。 ■松本さん 「この2人です。博多駅なんですよ。同じような服装が2人。追いかけると逃げていった。」 この2人組がダランかどうかは分かりませんが、イベントを監視するように立っていたといいます。 福岡に逃れたモンさんは、いつかミャンマーに帰れる日を願っています。 ■モンさん 「平和な状態になって、家族と一緒にいたい。仕事もちゃんとできて、楽しく家族と過ごしたい。」
FBSでは、クーデターによって日常を奪われたミャンマーの今に迫るドキュメンタリー番組を制作しました。目撃者f「兵士になった少女」は、10月27日(日)の深夜26時から放送です。