柔道で育む日独友好 ドイツの高校生ら四国中央・三島高訪問、技体験し交流深める(愛媛)
日本とのスポーツ少年団の交流事業(日本スポーツ協会など主催)でドイツから来日しているメンバーが26日、愛媛県四国中央市を訪れ、三島高校で柔道を体験するなどして高校生らと交流を深めた。 事業は51回目で、双方が16日滞在し、スポーツやホームステイなどを通して相互理解を深める。ドイツ側の約100人のうち、愛媛にはラインハルト・プファルツ州で柔術のスポーツ少年団に所属している主に高校世代の男女9人が訪れた。 三島高の道場では同校と市内4中学校、三島柔道会のメンバーら約50人と乱取りなどで柔道と柔術の違いを体感。柔術経験10年以上というピア・モーリングさん(18)は「柔道の技をたくさん学び、違いも知ることができた」と振り返り、イェッセ・ダビドさん(17)は「日本の高校生は体は大きくないが力が強く、技のテクニックも高かった」と驚いていた。
愛媛新聞社