JMCシリーズ シリーズⅢアワード 新人賞受賞の國學院大・平林清澄「学生でもマラソンを走れることを証明できた」
日本陸連ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズⅢの表彰式が3月25日、都内で開かれた。 JMCシリーズ シリーズⅢチャンピオンは小山直城と前田穂南に決定 大阪Vの平林清澄が新人賞 今年の大阪で男子の初マラソン日本最高記録、学生新記録となる2時間6分18秒をマークして優勝した平林清澄(國學院大)が新人賞に選ばれ、「このような賞を受賞できて嬉しく思っています」と喜びの言葉を語った。 レースから1ヵ月が経ち、4月のレースに向けて練習を続けているという平林。改めて大阪での自身の走りを振り返り、「ここまで来られたのはたくさんの方の応援、そしてチームのみんなのおかげです」と感謝の気持ちを述べ、「箱根駅伝を走る学生でもマラソンも走れることを証明できたと思います」と自信を深めている。 今後については、「駅伝につながる練習は、マラソンにつながる練習と似ているところがある」とまずは学生駅伝を主眼に置き、来年の箱根駅伝後にマラソンへとシフトしていくという。 25年東京世界選手権はJMCシリーズⅣの優勝者が日本代表に内定するため、平林も現時点で有力な候補の1人に挙がるが、「(東京世界陸上は)まだわからないことも多いので、まずは28年に行われるロサンゼルス五輪を目指していきたいです」と平林。4年後の大舞台で日本代表として臨むことを目標に掲げていく。
月陸編集部