照ノ富士と貴景勝が休場 ともに初日黒星 早くも1横綱1大関が不在の事態に…夏場所2日目
◆大相撲 ▽夏場所2日目(13日、東京・両国国技館) 横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)と大関・貴景勝(常盤山)が夏場所2日目の13日、日本相撲協会に休場を届け出た。 【夏場所】番付&星取表 照ノ富士の休場は2場所連続21度目で、横綱在位17場所では10度目。初日に新小結・大の里(二所ノ関)に敗れていた。3月の春場所を腰の負傷で7日目から途中休場。今月2日の横綱審議委員会による稽古総見では、左脇腹を痛めて相撲を取る稽古を急きょ、回避した。都内の部屋での稽古が公開となった9日には「軽い肉離れじゃないかな」と説明。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は場所前に「ぶっつけ本番しかないですから。トレーニングはしてきていても、稽古はできていないですから」と懸念していた。 貴景勝は3場所連続13度目の休場となった。初日は東前頭2枚目・平戸海(境川)に一方的に敗れ、土俵下に転落。取組後は左脚を気にするそぶりを見せていた。また、首には慢性的に痛みを抱えている。今場所は2日目で早くも1横綱1大関が不在の事態となった。
報知新聞社