「即戦力のピッチャーが戦力になってくれた」 ソフトバンク小久保監督、スカウト陣に感謝 昨年は2度目の抽選で残り福 今年もくじ引き役に
ソフトバンクの小久保裕紀監督が2年連続でくじ引き役を務めることが決まった。 24日のドラフト会議を前にスカウト陣が集まり、東京都内のホテルで王会長らも交えての食事会が開かれた。 ■スタンド騒然!? 人気アイドルが熱烈応援【写真】 小久保監督は「今日はスカウトの人たちが1年間頑張ったという日。昨年は即戦力ピッチャーを取るというドラフトに向けて、本当に即戦力のピッチャーが取れて、(1軍の)戦力になってくれたことに感謝を伝えたということ。(ドラフトの)本番に向けてスカウトの人たちが1年間駆けずり回って、ありがとうござしましたという会」とスカウト陣に感謝を込めた。 新監督として臨んだ昨年のドラフトでは即戦力の大学・社会人投手を4人指名し、岩井俊介、大山凌、澤柳亮太郎はプロ初勝利をマークした。 昨年のドラフトでは、3球団競合で入札し武内夏暉投手を外した後での指名で、再び日本ハム、楽天との3球団競合となり、前田悠伍投手を小久保裕紀新監督が引き当てた。いずれも抽選順は最後で、小久保監督は3球団の最後に残った1枚を引いた。2度目に〝残り福〟を引き当てた。 1位指名選手の名言を避けた今年もくじ引き役が決まり、「去年は右手やったの? そんなん覚えていないし。普通、時計している左手では引かんわな」と話し、今年も競合の際は、右手で縁をつかみにいくようだ。