広島市の盛り土 安定度確認のためボーリング調査
崩落の危険性が指摘されている広島市安佐南区の盛り土について 県のボーリング調査が公開されました。 県の調査で不適切とされた安佐南区上安町にある盛り土は、崩落の危険性が指摘されています。 県は崩落の危険性を確認するため9月から専門業者による調査を進めていました。 15日はボーリング調査が行われ、専用の機械で地面をおよそ28メートルまで掘り下げて土を採取し、 土砂の硬さや地質を調べる様子が公開されました。 今年中に盛り土の5カ所で盛土の構造や地下水の状況を調べることにしています。 広島県 森林保全課 小笠原 貞夫 治山担当官 「住民の皆様の安全確保のために、必要な調査を必要な期間しっかりやって 解析を行い結果をだしていきたい。」 県では来年3月ごろを目途に、調査結果をまとめ、危険性がある場合には広島市が 土地の所有者などと対策工事について検討していくと言うことです。