親方と音信不通&美人女将をボコボコ疑惑…引退・元逸ノ城「師匠が参加しない?」異例断髪式の特殊事情
超異例の断髪式が行われるようだ。 今年5月に突然の引退を発表した、モンゴル出身の元関脇・逸ノ城(30、本名・三浦駿)。11月5日に日刊スポーツが、来年2月に都内のホテルで断髪式を行うと報じた。イレギュラーなのは、所属していた湊部屋の関係者は参加しない見込みであること。同紙の取材に元逸ノ城はこう答えている。 「おらぁぁぁっ!」…泥酔して美人女将ボコボコ疑惑&師匠と確執の元逸ノ城「戦慄の素顔」写真 〈自分でやっている断髪式。だから部屋(湊部屋)から参加することはないと思います〉 師匠の湊親方(元幕内・湊富士)も何も知らされていなかったようで、日刊スポーツに次のように話した。 〈(本人から)何も聞いてなければ、行けないですよね〉 お世話になった師匠と音信不通で、断髪式に招待しないなど相撲界の常識ではありえない。いったい元逸ノ城と、湊親方や部屋の間に何があったのだろうか。『FRIDAYデジタル』は元逸ノ城が引退会見を行った直後の5月8日配信の記事で、両者の深刻な確執について報じている。再録して、現在も修復していない「溝」を紹介したい(内容は一部修正しています)――。 ◆目も合わせない 重苦しい会見だった。 5月4日に両国国技館(東京都墨田区)で行われた、元逸ノ城の引退発表。湊親方とともに会場に現れたが、両者は目を合わせることもなく師弟の握手もなし。会見が終わると、それぞれ別の出口から退出したのだ。 「会見での元逸ノ城は、どこか投げやりな様子でした。引退のキッカケは、以前から悩まされていた深刻な腰痛だとか。会見で本人はこう語っています。『身体がいうことをきかない。歩くのも横になるのもかなりツラい状態だった』と。確かに最近は、立っているだけで痛そうな素振りをみせていました。 しかし、直前の3月場所は14勝1敗で十両優勝。2場所ぶりの再入幕を決めたばかりで、唐突な引退という印象はぬぐえません。親方として相撲協会にとどまることはなく、今後については『今のところ何も考えていない』そうです。報道陣から『やり切ったか』と聞かれると、『もうしょうがないという感じ……』と表情はさえませんでした」(相撲協会関係者) 元逸ノ城は「将来の横綱」と期待された力士だった。’14年1月の初土俵からわずか4場所で入幕すると、ざんばら頭で前頭10枚目として臨んだ同年9月場所は、大関・稀勢の里や横綱・鶴竜を破り殊勲賞と敢闘賞を獲得。昨年7月場所では幕内初優勝も果たした。 「会見直前まで、関係者は必死で元逸ノ城を慰留したそうです。『サンケイスポーツ』によると、モンゴルから来日した両親や師匠、女将らを交えた5月2日の話し合いは5時間以上におよんだとか。両親も『続けてほしい』とお願いしたそうですが、本人の決断が変わることはありませんでした」(同前)