人と少し違うバイクを乗るという選択肢!個性を際立たせて駆け抜ける海外メーカー“軽自動二輪”5選
2. スウェーデンを起源とする異彩を放つ北欧デザインが魅力
Husqvana Motorcysls 「Svartpilen」(68万5000円) 【1903年にスウェーデンで創業。タンクからサイドカバー、シートレールまでを繋げたフォルムは独創的です(青木さん)】 Svartpilen(スヴァルトピレン)とは“黒い矢”という意味。独特なデザインのタンクカバーが特徴的で印象に残るモデル。ブロックパターンのタイヤやタンク上のキャリアなど、ダートトラッカー風仕上げのネイキッド。
3. ビンテージ感のあるデザインと現代の使いやすさを融合させた
MUTT MOTORCYCLES 「Mushman250」(74万9000円) 【前後18インチのブロックタイヤやアップフェンダーやタンクパッドなどで往年のスクランブラースタイルを再現(青木さん)】 イギリス伝統的なクラシックでジェントルな印象の無骨なデザインを受け継ぐ現代のバイク。搭載された単気筒エンジンは最大出力13kw(17.5hp)、最大トルク18N・mを発揮。心地良いサウンドと共に走らせてくれる。
4. スリム&コンパクト、そしてパワフルになった2024モデル
KTM 「250DUKE」(68万9000円) 【過激なモデルをリリースし続けるKTM。倒立フォークの足回り、ピックアップ鋭いエンジンなども手加減なし(青木さん)】 今年でデビュー30周年となったデュークシリーズの250はエンジンやシャシー、スタイリングなどを一新。新設計の2ピースフレームにトリプルクランプとオフセット見直しにより、ハンドリング特性が向上して、さらにコントローラブルに。
5. 競技車にも匹敵する性能を持った強力エンデューロモデル
FANTIC 「XEF 250 Trail」(110万円) 【樹脂製燃料タンクやアルミ削り出しブラケットでクランプした倒立フォークなど競技モデルにも匹敵する本格派(青木さん)】 ファンティックは70~80年代にモトクロスやエンデューロ、トライアルなどで世界に名を馳せた名門。その妥協のないマシン作りは有名だ。最高出力11kw(14.9ps)、最大トルク11.8N・mのエンジンと軽い車重の組み合わせで高い走破性を誇る。 (※「GoodsPress」3月号の記事をもとに構成しています)
<取材・文/松尾直俊>