J2山形がホーム3連勝で5割復帰 「みちのくダービー」敗戦ショック振り切る
◆明治安田J2リーグ第11節 山形2―1愛媛(20日・NDスタ) モンテディオ山形が愛媛を2―1で破り、ホーム3連勝で5勝1分け5敗と勝敗を五分に戻した。 前半23分、左サイドからのパスが相手に当たり、ゴール前でフリーになっていたFWイサカ・ゼインが丁寧に決め先制。後半23分には左サイドからMF坂本亘基のクロスにMF杉山直宏が頭で決めた。直前に交代出場したばかりの2人が殊勲の追加点を演出。アディショナルタイムに1点を返されたが逃げ切った。 敵地で仙台と対戦した前節の「みちのくダービー」では0―2で完敗。試合後には一部サポーターが、あいさつに訪れた渡辺晋監督や選手に水をかける愚行に及んだ。クラブは当該サポーターを無期限入場禁止に。渡辺監督は仙台戦後に「サポーターとの関係を取り戻せるよう精進したい。逃げずに、顔を上げて向かっていきます」と話していた。
報知新聞社