起業アイデア、独自技術を発表 熊本版人材育成プロジェクトの中間報告会【Bスタ発】
独自の起業アイデアや技術を持つ若手人材を育成する「熊本版未踏的プロジェクト IPPO(一歩)」の中間報告会が9日、熊本市中央区のびぷれすイノベーションスタジオ(Bスタ)であり、県内の高校生や大学生、社会人の5組がプロジェクトの進捗[しんちょく]状況を発表した。 5組は8月から、大学関係者や起業家らから技術面や事業化に向けたアドバイスを受けながらプロジェクトを進めている。中間報告会では大学や自治体、企業関係者ら約50人を前に、持ち時間各8分で発表した。 農業や動画撮影などさまざまな用途で活用できるドローンの開発を進めている熊本高専熊本キャンパス(合志市)5年の江口智朗さん(19)は「技術面だけでなく、商品化できるビジネスモデルを学びたい」と語った。 プロジェクトは経済産業省の補助事業で熊日デジタル(熊本市)が運営。来年1月25日に最終報告会を予定している。(濱田耕一郎)