【取手競輪・GⅡウィナーズC】脇本雄太が番手死守のニュースタイルでV
【決勝VTR】 Sは古性で窓場―脇本―古性、清水―河端、北井―深谷、伊藤、坂井で周回。赤板前に坂井が内を進み7番手並走。北井は赤板1角から踏み上げて窓場を叩きに行くが、窓場が合わせて2番手の脇本の外。鐘4角では先頭が窓場で、脇本と北井が並走。脇本後位は古性、清水、河端、坂井と続き、北井後位は深谷、伊藤。伊藤は4番手外並走から終HSで仕掛けて2角先頭。終1角まで続いた脇本と北井の並走は、踏み勝った脇本が抜け出しを狙う伊藤に切り替えて追走。坂井も外に出しながら前を追ったが、坂井を目標に上昇した清水にさらに外を捲られる。脇本は直線で追い込んで勝利。終始脇本後位の古性が2着。最後まで外を踏んだ清水が3着。 ◆脇本雄太(わきもと・ゆうた)1989年3月21日生まれの35歳。福井市出身。科学技術高卒。2008年7月、福井支部94期としてデビュー(福井1、1、(2))。通算成績は918走で383勝、通算優勝63回。ビッグレース制覇はGPグランプリ(22年)、GⅠオールスター(18、22年)、寛仁親王牌(18、20年)、日本選手権(19、22年)、高松宮記念杯(20年)、GⅡウィナーズC(19、24年)。自転車競技では五輪に2度出場(16年リオ・ケイリン敗者復活戦敗退、21年東京・ケイリン7位、スプリント9位)、世界選手権は6度出場し、20年ドイツ・ケイリン2位が最高成績。通算取得賞金は11億7951万8800円。ホームバンクは福井。180センチ、72キロ、太もも60センチ、A型。