まるでスターウォーズ!迫力映像の「ドローンレース」開催
初の優勝を飾ったのは
優勝したのは、茨城県から来た大和田浩二さん(45)。決勝では、他2機がクラッシュして飛行不能になる中、優勝を果たした。大和田さんは「予選通過が目標だったため、優勝は想像もしていなかった。マイペースが良かったのでは」と喜びを語った。 地元仙台市から唯一予選通過を果たした杉山健一さん(44)は、「普段は空撮・測量などのドローンの仕事をしているが、自動制御の業務用と違って、レース用ドローンには操縦技術が必要で難しかった」と話す。杉山さんによれば、レース用のドローンは、重さは400グラムほど、価格は1機5万~7万円ほどだという。
「仙台をドローンの聖地に」
今回の大会を共催した仙台市は、国家戦略特区に指定されており、被災地区におけるドローン活用や、東北大を始めとした研究機関との連携により、ドローン関連産業の集積地となることを狙っている。仙台市の伊藤敬幹副市長は、「仙台をドローンレースの聖地にしたい。将来は国際大会も誘致したい」と語った。 大会を主催した日本ドローンレース協会は、来年4月にドローンレースの国内リーグ「Dリーグ」を発足させる考えを明らかにした。 (中野宏一/THE EAST TIMES)