「東出昌大」海外での“ナンパ失敗”姿にファン増加 世間はなぜ今の「でっくん」に惹かれるのか
俳優・東出昌大(36)の売れっ子ぶりが話題になっている。 現在、ナレーションを務めるオカルト映画「新・三茶のポルターガイスト」や出演映画「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」が公開された東出。毎週配信中の紀行番組「世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた」(ABEMA)や、3月に開設した公式YouTubeチャンネル「東出昌大」も反響を呼んでおり、演技以外の活動も目立っている。 【写真】4度の不倫報道でも芸能界を「干されなかった」有名女優はこちら 最近の東出について、映像制作会社のプロデューサーはこう話す。 「2024年公開予定の窪塚洋介&松田龍平ダブル主演映画『次元を超える TRANSCENDING DIMENSIONS』にも出演している東出さんですが、11月1日から始まる出演舞台『光の中のアリス』も控えていて、今年は大活躍の年になりそう。自身の不倫騒動で一時は多くの仕事を失ったものの、最近はテレビドラマに出なくなった分、映画出演などが増えているので、作品数だけ見れば“全盛期にほぼ戻った”といえます」 周知の通り、東出といえば、20年1月に若手女優との不倫が報じられ、同年8月に当時の妻・杏との離婚を発表。22年9月には北関東の山で自給自足生活を送っていることが話題になり、世間を驚かせた。 その後、23年8月からレギュラー出演する紀行番組「世界の果てに、ひろゆき置いてきた」(同)の配信がスタート。同番組で見せた飾らない姿が「NGなしのでっくん最高!」「こんなに魅力的な人だったの?」と大きな反響を呼んだ。前出のプロデューサーが続ける。
■地上波への本格復帰は? 「東出さんは『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』への出演後、オファーが急増したそうです。この番組の第2弾にあたる『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』では、東出さんが南米のディスコでナンパするも現地女性から『背が高すぎるから無理』と一蹴されたり、東出さんのことをネットで調べたという地元の青年から『アンナと結婚してるって本当?』と元妻について問われたりして苦笑いする場面も。そんなかわいげのある姿に、男女問わずファンが増えています」 ただ、不倫報道後のドラマ出演としては、20年6月放送の「スパイの妻」(NHK BS8K)、「にんげんこわい」(WOWOW)といった衛星放送のドラマに出演したものの、地上波ドラマには4年以上出ていない。 一方映画では、23年公開の主演映画「Winny」で「第33回 日本映画批評家大賞」主演男優賞を受賞したことから、「そろそろ地上波でも東出さんが見られるのでは?」と期待するファンも少なくないようだ。前出のプロデューサーが語る。 「起用に何らかのリスクがある俳優であっても、賞の受賞後は局側もキャスティングしやすくなることがあります。例えば、俳優の草なぎ剛さんは前所属事務所である旧ジャニーズ事務所退所後に“圧力”があったとされ、数年の間、民放ドラマから遠ざかっていました。しかし、主演映画『ミッドナイトスワン』で『第44回日本アカデミー賞』最優秀主演男優賞を受賞した後、フジテレビ系主演ドラマ『罠の戦争』で完全復帰を遂げました。かつて『棒読み演技』などと揶揄されることもあった東出さんですが、『Winny』で“憑依系俳優”と評価された現在、地上波ドラマからオファーがあっても不思議ではありません」