LPガス供給の拠点施設で大規模地震を想定した訓練 災害時のライフライン確保へ(島根・出雲市)
山陰中央テレビ
大規模災害が発生した際に、LPガスを被災地に安定供給するための訓練が、出雲市のガス供給施設で行われました。 この訓練は、島根県LPガス協会が災害時でも稼働可能な「中核充てん所」のある事業所で毎年行われていて、この日は県内のLPガスの取り扱い事業者や消防隊員など約70人が参加しました。 訓練は、「島根県沿岸部を震源としたマグニチュード7.1の地震により、出雲市内で建物の倒壊や火災が発生し、ライフラインが寸断した」という想定で行われ、参加者は施設内のガス貯蔵タンクに異常がないか確認した後、避難所に見立てた場所に炊き出し用のガス機器を設置する手順を確認しました。 山陰酸素工業出雲支店・西田裕志支店長: 地震や水害など、いつ災害が起こるか分かりません。この様な訓練を重ねることで、二次災害の防止やLPガスの安定供給に繋げていきたい。 島根県LPガス協会は今後も定期的に訓練を行い、防災体制の確立を図りたいとしています。
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