THE ALFEE クラプトン超え!歴代3位、武道館でライブ通算103回 「これからも歴史作る」
THE ALFEEが通算103回目となる日本武道館公演を24日、東京都千代田区の同所で行った。歴代3位となる同所での公演数を記録し、坂崎幸之助(70)は「これからもアルフィーと日本武道館の歴史は作っていく」と、ファンに向けて誓った。 【写真】通算103回目のメモリアルステージを行ったTHE ALFEE(撮影・上飯 坂一) 1983年8月24日に同所のステージに初めて立ってから、1万5098日。エリック・クラプトンを抜き歴代3位の公演数となった。バンドとしては自身が持つ最多公演数を更新した。 この日のステージは恒例のクリスマス公演。1987年の初開催から今年で35回目となり、前日23日と合わせて計約2万人が熱狂した。サンタクロースの帽子をかぶったファンも多く、坂崎は「皆さんの大切な夜をいただきました」と笑顔を見せた。 50年経っても無邪気な姿は結成当時のまま。坂崎が「動き回る50年目のTHE ALFEEを堪能してください!」と叫ぶと、3人はステージを縦横無尽に駆け回った。トークコーナーでは桜井賢(69)と高見沢俊彦(70)が追いかけっこをするほど元気な姿を見せた。無邪気な姿だけではなく、主旋律の桜井、低音の坂崎、高音の高見沢が織りなす3声のハーモニーも変わらぬままだ。 代表曲「星空のディスタンス」や新曲「KO.DA.MA.」など全20曲、約3時間の熱演。アンコールでは同じく50周年を迎えた「モンチッチ」がサプライズで登場しステージを盛り上げた。 半世紀以上、活動してきた3人は大みそかには41年ぶりとなる「第75回NHK紅白歌合戦」に出演する。高見沢は「41年ぶりですから初めても同然です」と謙虚な気持ちをみせた。 そんな3人が目指すのは「ライブ本数3000本」の大台で、この日の公演を終えて2944本。例年、春と秋に50本近いツアーを行っているため、ここ2年での達成が期待される。坂崎は「日本人全員がアルフィーを見るまで辞められないね」とまだまだステージに立ち続ける。