DeNAの守備の向上とオースティンの打撃に注目や。それでも阪神が大本命よ【岡田彰布のそらそうよ】
DeNAの守備リズムに感心。巨人の投手陣に「?」のマーク
雑さがなくなりリズムが出てきたDeNAの守備。筒香の穴はオースティンで十分に埋められる。それでもオレの優勝の本命は阪神なんよね/写真=BBM
体は丈夫にできている。これには自信がある。そら現役時代を含め、ケガや故障はあった。野球をしていたら、これは付き物よ。でもカゼなどを引いた記憶はほとんどない。それは今も続いている。60歳を超え、抵抗力の衰えはあるんやろうけど、今でもカゼは引かない。 だから……、今回の新型ウイルス(コロナ)も、どこかピンとこなかった。しかし現実は違った。ホンマ、大変なことになっている。自分は大丈夫と思っていても、その考えを改める必要はある。自分ひとりのことではなく、周囲のことを見つめること。これには、自分ができる最良の予防を……なんだろう。 このタイミングで、プロ野球界も動いた。いや、動かざるを得なかった。予定されていた3月15日までのオープン戦すべてを無観客試合にすることが決まった。いろいろな意見はあると思うけど、こればかりは仕方ないこと、とオレは思っている。ファンの安全を考え、さらに、もし選手に感染者が出たら……。最悪のことを想定するなら、今回の処置は仕方のないことと、結論付けるしかない。 ◎ そしてプロ野球は、12球団全チームがキャンプを打ち上げた。オレは2度、沖縄に入り、阪神を中心にチェックしてきたが、今回はタイガース以外の球団について岡田チェックを用意した。 オープン戦、練習試合を見た。セの5球団を見た印象で、最もインパクトがあったのはどこか? ズバリ、DeNAやった。ここは間違いなく年々、力を高めている。それを示すのが、例えば・・・
本文:2,182文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
週刊ベースボール