【ナゼ?】「オススメは、お湯ポチャ1分」「フィッシュソーセージチップス」人気再燃の魚肉ソーセージ、ひと手間でおいしさUPの食べ方をご紹介!2024年に入って再ブレイクしたワケ
戦後に誕生した魚肉ソーセージが、令和の時代に再び注目を集めています。一体なぜ?さらに、目からウロコの『魚肉ソーセージの超絶おいしい食べ方』をご紹介します! 【写真で見る】海外で人気のラムネが国内で絶滅の危機?瓶の生産は1億1000万本突破で世界中から注文殺到なのにラムネが作れないワケ
■「使い勝手が良い」「積極的に摂取」魚肉ソーセージが今、再ブレイクの兆し
『魚肉ソーセージ』は、すり身にした魚肉を調味料や香辛料で味付けし、でんぷんなどを加え練り合わせ、筒状のフィルムに充填し、加熱したもの。戦後の食料不足の時代に誕生した水産加工品です。
そんな魚肉ソーセージの人気が今、再燃しているといいます。 (街の人) 「子どもの頃に、よくおやつで食べていて、今はもう大人になったんで、お酒のアテに食べています」 「おかずにちょっと混ぜて、調理するときに使います。いろいろ使い勝手が良いので」 「あれを食べると、DHAが入っているだけで頭が良くなるのかなと思います。積極的に摂取しているので、それも要因で、売り上げ伸びているんじゃないかなと思います」 「値段帯も、そんなに高くないし。そこそこ安い」
■「一段階ギアが上がった」ワケは、健康志向・防災意識の高まりか
生産量は、1972年に約18万tでピークを迎え、その後は原材料の冷凍すり身の価格上昇・食生活の変化で減少傾向に。2010年代には5万t台まで落ち込み、近年は横ばいが続いていました。
しかし今、人気再燃を裏付けるデータが。全国のスーパーなどから販売データを集める会社『KSP-SP社』によると、2024年3月の来店客1000人当たりの魚肉ソーセージ購入金額は2508.5円で、前年同月比は13.3%増えているといいます。
(『マルハニチロ(株)』チルド食品事業部・すりみ食品課 福田憲滋副部長) 「おかげさまで、弊社のデータでは、2024年に入って売り上げが10~20%ぐらい増えている状況です。業界全体でも、恐らく10%程度増えているかと思います。ここ数年、横ばい状況が続いていましたが、ここに来て、もう一段階ギアが上がったかなという感じはあります」
魚肉ソーセージは低糖質・高たんぱく・カルシウム・DHAなどを含む・トクホに認定されたものもあり、健康志向の高まりから再び注目されているといいます。 また、魚肉ソーセージは常温で3~5か月保存することができるため、2024年は能登半島地震・南海トラフ臨時情報・台風などがあり、防災意識が高まったことも理由の一つだということです。
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