株式投資家が「大量保有報告書」をチェックすべき理由
東京機械製作所の公式HPには気になる文言が並ぶ
国策に売りなし。証券ディーラーとして24年で50億円稼いだ筆者が、「国策追い風銘柄」の先取り術を伝授する。今回は番外編だ。今年の春先から株価が上昇し続けた銘柄があります。東京機械製作所(6335)です。 連続値上がりランキングなどをチェックしていたため、上昇し始めた段階で気づきました。すぐに調べてみましたが、業績が大幅によくなったわけでも大きな材料が出たわけでもなかったので、投資することはありませんでした。 大量保有報告書とは、国内外の投資家が上場企業の発行済み株式数の5%超を取得した場合に、必ず5営業日以内に管轄の財務局に提出しなければならない法定書類です。提出した後も、保有比率に1%以上の増減があるたびに「変更報告書」を提出する必要があります。 主な記載内容は(1)提出者の名前、(2)保有目的、(3)保有株式数、(4)保有比率、(5)付随の重要契約など。私が注目しているのは提出者の名前と保有目的です。
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たけぞう