選挙ショックで新興国市場投資が一変-現地通貨債にトレーダー殺到
また、新興国通貨へのエクスポージャーを減らしながら、レラティブバリュー取引に注目している投資家もいる。例えば、ティー・ロウ・プライスはコロンビア・ペソを買い、チリ・ペソを売っている。
ティー・ロウのソブリンアナリスト、アーロン・ギフォード氏は「リスクオフ局面では、新興国通貨のキャリー取引は安全通貨よりもリスクが高いため、アンダーパフォームする傾向がある」とし、「そのため、そのリスクを切り離すことができるレラティブバリュー取引の方が望ましい」と述べた。
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原題:EM Traders Flock to Local Debt as Election Shocks Upend FX Bets(抜粋)
--取材協力:Zijia Song、Ronojoy Mazumdar.
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Maria Elena Vizcaino, Vinicius Andrade, Davison Santana