<解説>超合金魂化も話題のガンダムトライオン3 胸にライオン! 動物型メカが3体合体!!
人気アニメ「ガンダム」シリーズの「ガンダムビルドファイターズトライ」に登場するガンダムトライオン3の玩具が、バンダイスピリッツの「超合金魂」シリーズから「超合金魂 GX-113 最強機動 ガンダムトライオン3」として11月に発売されることが話題になっている。「ガンダム」シリーズの玩具が「超合金魂」から発売されるのは初めて。価格は3万9600円。話題のガンダムトライオン3について解説する。 【写真特集】ZZがベース 衝撃の3体合体! ガンダムトライオン3の豪華玩具 写真を一挙公開
◇レッツ・トライ・オン! ZZとは別もの!?
ガンダムトライオン3は、サカイ・ミナトが所属する天大寺学園のガンプラとしてアニメに登場した。「レッツ・トライ・オン」の掛け声と共にソラトライオン、ウミトライオン、リクトライオンの3機の動物型メカが合体して人型となり、「機動戦士ガンダムZZ」のZZガンダムがベースではあるが、別ものと考えていいだろう。
合体ギミックを備え、胸部には大きなライオンの顔があり、MS(モビルスーツ)というよりは、スーパーロボットのようでもある。アニメの初登場時の合体シーンでは、スーパーロボットのアニメのような「最強機動 ガンダムトライオン3」のロゴが現れたことも話題になった。
ライオンの口から現れる超咆剣ハイパーミノフスキー、ロケットパンチのようなアームドブースター、頭部アンテナを投げるブーメランスタッガーなど武装もスーパーロボット風だ。
◇大河原邦男がデザイン 大張正己も
ガンダムトライオン3は、ゲーム「ガンダムトライエイジ」に登場するガンダムトライゼータをアップデートして誕生した。ガンダムトライゼータもまた胸部にライオンの顔がデザインされたスーパーロボットのような機体だった。
デザインを担当したのは、「ガンダム」シリーズに加え、数々のスーパーロボットを手掛けてきたメカニックデザイナーの巨匠の大河原邦男さんだ。ロボットアニメ界の巨匠とも呼ばれる大張正己さんが登場話数のメカ作画監督や絵コンテ、合体シーンなどを手掛けた。ガンダムトライオン3は、ガンプラ(プラモデル)化もされており、大張さんがパッケージイラストを描いたことも話題になった。