「花咲徳栄-新潟産大附戦みどころ」埼玉では無敵だった花咲徳栄に、強豪なぎ倒して甲子園初陣の新潟産大附が挑む【大会3日目第1試合】
9日の大会3日目第1試合は、夏甲子園で優勝経験がある花咲徳栄(埼玉)と、春夏通じて初出場の新潟産大附(新潟)の対戦。実績では差があるように思えるが、新潟産大附は、新潟大会で並みいる強豪を倒して優勝した勢いがある。甲子園の初戦では何が起こるか分からないもの。好ゲームとなることを期待している。 【トーナメント表】甲子園大会 2日目までの結果一覧 花咲徳栄は秋春夏と埼玉県大会すべてで優勝した。夏の大会はすべて先制し、1度もリードされることなく勝ち上がった。プロ注目の石塚 裕惺内野手(3年)を中心として、7試合4発を含む長打力に加え、26盗塁と足をからめた攻撃もできる。投手も最速148キロの上原 堆我投手(3年)など豊富。付け入るスキがなさそうに戦力は充実している。 新潟産大附は、新潟大会ではノーシードから優勝を果たした。第5シードの六日町、新潟明訓、第2シードの日本文理、中越を破り、決勝では第1シードの帝京長岡と対戦し4対2で勝利。帝京長岡のプロ注目の144キロ右腕、茨木 佑太投手(3年)の攻略に成功した。好投手、実績のあるチームを次々と倒してきた実績がある。悲願だった甲子園初舞台。花咲徳栄相手に、どんな戦いを演じるのか。新潟大会で打率.455、10打点の活躍を見せた4番の多田 大樹内野手(3年)の打撃も鍵を握りそう。