バイエルン戦2ndレグで冨安健洋を起用せよ 気になる左SBの起用法「サネのような選手を止める者がいるとすれば、トミだ」
バイエルンの攻撃をどう封じる
先日行われたチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグにて、アーセナルはホームでバイエルンと2-2で引き分けた。現在はアウェイゴールルールが廃止されているが、それでもホームで2失点を喫して勝ち切れなかったのは痛手だ。 2ndレグは敵地で勝ちにいかなければならないが、アーセナルは1stレグから何を変えるべきなのか。 アーセナル専門サイト『Pain In The Arsenal』が期待しているのは、日本代表DF冨安健洋の左サイドバック起用だ。 1stレグではバイエルンFWレロイ・サネに(アーセナルの)左サイドをドリブルで崩されるシーンがあり、左サイドバックを担当していたヤクブ・キヴィオルの対応に疑問の声もあった。冨安は1対1の対応でキヴィオル、オレクサンドル・ジンチェンコを上回る能力があり、バイエルンの攻撃陣封じへ貴重なピースとなるはずだ。 「ジンチェンコは1stレグでも途中出場し、非常に良いプレイをしていた。しかし、2ndレグでミケル・アルテタは冨安健洋を選ぶ必要がある。特に1対1の状況において、冨安はアーセナルが用意できる最高の守備的左サイドバックである。1stレグではサネとキヴィオルがマッチアップし、アーセナルにとって最大のウィークポイントになっていた。2ndレグでは冨安が先発する必要があるだろう」 「冨安ならばサネを封じるだけの能力がある。冨安は2024年に入ってから1度も先発出場していないため、難しいリクエストかもしれないが、サネのような選手を止める者がいるとすれば、それはトミだ」 敵地での戦いでは、まず守備を安定させるのが先決だろうか。攻撃の組み立てはジンチェンコの得意とするところだが、守備面を考えれば冨安の左サイドバック起用がベストに思える。冨安に先発の機会が巡ってくるならば、今季の冨安にとって1、2を争う重要なゲームとなるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部