第95回選抜高校野球 光に「頑張って」と5ダース 県野連が硬式球寄贈 /山口
社会人野球の県野球連盟は18日、第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に出場する光に硬式球5ダースを寄贈した。連盟によるセンバツ出場校への硬式球寄贈は初めて。 連盟理事長の小坂賢治さんが、審判員で光高野球部OBの村崎一生さんと一緒に光市の同校を訪問。升田早人主将(2年)に「頑張って」と硬式球が入った段ボール箱を手渡した。升田主将は「いろんな人に支えてもらっている。一球一球を大切に使いたい」と感謝した。連盟の2人はこの後、小雨の中で打撃練習に励む部員たちを見守った。村崎さんは「地域の皆さんに夢を与えてほしい」と甲子園での活躍に期待。小坂さんは「競技が地域に普及するよう、今後も寄贈を続けたい」と話した。【脇山隆俊】 〔山口版〕