真偽不明の情報、1年超で約130万件 週2万~3万件の偽情報=国家安全局/台湾
(台北中央社)国家安全会議直属の情報機関、国家安全局の蔡明彦(さいめいげん)局長は1日、同局が昨年からこれまでに把握している真偽不明の情報は約130万件に上ると明らかにした。誤情報や偽情報は、ふるいにかけた上で国家安全会議や行政院(内閣)に報告しているとした。 立法院(国会)外交・国防委員会での答弁。インターネット上に出回っている真偽不明な情報に対する対応について野党・国民党の立法委員(国会議員)から問われた。 蔡氏は、週当たりでは約2万~3万件の誤情報や偽情報を確認しているとし、同局は集まった情報に対してその真偽などを初歩的に分析した上で、そのうち約5000~6000件を国家安全会議や行政院に報告していると説明。その後、各部門がそれぞれの情報に対して処理や対応をするか判断しているとした。 (游凱翔、呉書緯/編集:名切千絵)