授賞式で被爆者スピーチへ 日本被団協にノーベル平和賞 広島
日本被団協に決まったノーベル平和賞の授賞式で被爆者がスピーチを行うことがわかりました。 ノーベル平和賞の授賞式は12月10日にノルウェー・オスロで行われます。 ノーベル賞委員会によりますと授賞式では日本被団協の代表委員で被爆者の田中熙巳さん(92)が 約20分間のスピーチを行うということです。 田中さんは13歳のとき爆心地から約3.2キロ離れた長崎市の自宅で被爆しました。 日本被団協によりますと田中さんを含め複数の役員らが出席する予定だということです。 28日、日本被団協は「受賞を重く受け止めて若い世代への継承を願い一層頑張ることを誓いたい」 と声明を発表しています。