アリス・ラッセル、約10年ぶりとなる最新アルバムのリリースを発表 新曲「I See You」公開も
英のレーベル「トゥルー・ソーツ」の看板アーティストにして、ブリティッシュ・ソウルを象徴するシンガー、アリス・ラッセル(ALICE RUSSELL)が、約10年ぶりとなる最新アルバム『I Am』を4月5日(金)にリリース。あわせて、アルバムより新曲「I See You」を配信リリースしています。 2013年の前作『To Dust』以来となる新作『I Am』は、キャリア史上最もパーソナルな作品。私たちが自分自身を癒すためにどのように取り組むべきか、それによって世界とより真摯に、より深くつながることができるかを伝えています。アリスは『To Dust』以降の期間について「『To Dust』をリリースしたあとの夏、父が亡くなったの。そして父の葬儀の翌日、私は初めての子供を妊娠していることがわかった。悲しみの旅は、私の閉ざされた心を開き、クリエイティビティと、今の自分をどのように表現すべきか、集中してより深く追求することの必要性を生み出してくれた。そのことを素直に受け取ったの」と語っています。 アリス・ラッセルはジャイルス・ピーターソンの音楽フェスティバル〈We Out Here〉でメインステージを飾り、ナイル・ロジャースのサポートを務め、フランスではアレサ・フランクリンのトリビュート・コンサートに参加するなど、昨年より本格的にステージに復帰。長年のコラボレーターであるTMジュークとともに作曲、プロデュースされた『I Am』は、10年以上ぶりの新作であり、輝かしいキャリアにおける新時代を示すものです。 アルバム・タイトルは、タイトルトラックでありテーマ・ソングでもある「I Am」に由来しており、アリスが長い期間感じていながら、完全には理解できてなかったことを表現したものとのこと。世代間のトラウマ、癒し、そして人生のダークサイドというテーマを扱った本作は、解放の道標となり、私たちが皆、愛にあふれる理解者であることを示しています。 ザ・ルーツやロイ・エアーズとの共演、ジャイルス・ピーターソン、ジェイミー・カラム、マッシヴ・アタックのダディ・G、グルーヴ・アルマダら錚々たるアーティストからの称賛、デヴィッド・バーンとファットボーイ・スリムのコラボ・アルバム『Here Lies Love』への参加や、ミスター・スクラフ、クァンティック、DJヨーダ、ノスタルジア77らとのコラボレーションなど、多くの支持を集めるアリス・ラッセルですが、長年の音楽パートナーであるTMジュークと作り上げてきたソロ・アルバムは、アレサ・フランクリンの栄光の時代以来、最も魅力的なブルースとソウルを世界に届ける作品といえます。 『I Am』は、4月5日(金)にCD、LP、カセット、デジタル / ストリーミング配信で世界同時リリース。国内流通仕様盤CDには解説書が封入され、LPは通常盤(ブラック・ヴァイナル)に加え、限定盤(マーブル・ヴァイナル)の2形態で発売されます。