「茶染め」地域の文化に 上村小学校児童が飯田市役所でPR【長野県】
商品にならない茶葉を再利用した「茶染め」に挑戦した長野県飯田市上村小学校の1、2年生4人が20日、市役所を訪れ、茶染めの魅力を多くの市民に知ってもらおうとPRした。「お茶ぞめ新聞」も作り、佐藤健市長に手渡した。 1、2年生は本年度、生活科の授業で茶染めに取り組むことになり、9月に静岡県から講師2人を迎えて茶染め体験をした。体験には地元産のほうじ茶を使用。講師の手ほどきを受けながらそれぞれ巾着を染め、この日の訪問に持参した。 手作り新聞では「お茶ぞめのやり方」と題して茶染めの作業工程を写真付きで載せ、手ほどきを受けた講師についても紹介。茶染めを地域の文化にしたいとの思いもあり、1年の児童(7)は「多くの人に見てほしい」と話した。 体験会や販売化も視野に入れ、広く知ってもらう取り組みを進めたいとする。 手作り新聞は庁舎内に掲示する予定。