ロッテ・小川龍成が「スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞」年間大賞を初受賞「僕なんかがこういう賞を取れるとは…」
シーズンで最も印象に残るサヨナラ打を放った打者を選ぶ「スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」の表彰式が27日、東京都内のホテルで行われ、パ・リーグはロッテ・小川龍成内野手(26)が受賞した。賞金200万円が贈られ「本当に僕なんかがこういう賞を取れるとは思わなかったので本当にうれしい」と喜んだ。 【写真】7月の西武戦でセーフティーバントを決めたロッテ・小川龍成 小川は7月30日の西武戦(ZOZOマリン)で同点の九回2死満塁で三塁方向へ意表をつくセーフティーバントを敢行し、見事なサヨナラ適時内野安打を決めた。劇的なシーンを振り返って「ベンチで準備しているときに金子さんから吉井さんからの伝言でこういうのもありじゃないかと言われて、自分でもセーフティーもありかなと思っていた。毎日バント練習をしていて、あの場面で決められるようにする練習をしていたので自信はありました。〝欲〟を捨てて自分の持ち味を出した方が結果が出る。持ち味を出したのがいい結果につながった」と胸を張った。 トークショーではゲストとして上原浩治氏も参加し「絶対にレギュラーになるとかの欲は持った方がいい」という助言をもらった。それを受けて小川は「来年はレギュラーを取って1年間活躍して、チームが勝てればいいなと思うので、頑張りたい」と抱負を誓った。