前節ろっ骨負傷の神戸・武藤嘉紀、27日京都戦出場の可能性も 吉田監督「ろっ骨は自分次第」
20日の湘南戦でろっ骨を負傷した神戸の元日本代表FW武藤嘉紀が、次節のホーム京都戦(27日・ノエスタ)に間に合う可能性が出てきた。 湘南戦後、「折れちゃってる気がする」と骨折の疑いを明かした武藤は、23日の練習は別メニュー。軽めの調整に終始した。吉田孝行監督も「折れてるんじゃないですか」と暗に認める一方、「ろっ骨はすぐ折れる。自分も(現役時代に)2度折ったけど、痛みは自分次第。それに耐えられるかどうか。メディカルスタッフの意見ももちろん大事だけど、基本的にろっ骨はメディカルも自分次第という、そういうケガなんで」と次節出場に含みを持たせた。 武藤はリーグ初制覇を達成した昨季も終盤に負傷。「肺裂傷、肺挫傷」と診断を受けながら、痛みを抱えながら優勝を決めた一戦でフル出場し1得点をマークした。今季初の首位浮上がかかる京都戦も、チームが誇る鉄人は欠かせない。
報知新聞社