Jリーグ“最強”クラブは? パワーランキング25位。J2で残念な成績…。来季は若手が台頭する?
サッカークラブの持つ影響力は単一の尺度で測れるものではないが、複数の指標から見えてくるものもある。今回はJ1、J2、J3の全60クラブを対象に、成績、人気、育成、売上の4つの指標を抽出して数値を組み合わせてランキング形式にした。果たして、最も“力のある”Jクラブはどこなのだろうか。 ※見出しの括弧内の数字は、各項目の1位(最高位)を60ポイント、60位(最下位)を1ポイントとして降順で計算した合計値
25位:ベガルタ仙台(142) 2023リーグ戦成績:16位(J2) 2023リーグ戦平均入場者数:1万1215人(16位) 2023シーズンホームグロウン人数:4人(29位タイ) 2022年度営業収益:約26億6600万円(19位タイ) 後半戦に失速してJ1昇格プレーオフ進出を逃した昨季とは異なり、今季のベガルタ仙台は昇格争いにほとんど加わることなく、16位という残念な成績でシーズンを終えた。 平均入場者数は全体16位の1万1215人を記録し、柏レイソルやサガン鳥栖などJ1クラブを凌ぎ、J2では清水エスパルスに次いで2番目に多い。また営業収益は約26億6600万円で、これもJ2では清水エスパルス、ジュビロ磐田に次いで3番目。今更言うまでもないかもしれないが、J2の下位に沈む規模のクラブではないことは明らかである。 今季開幕時点でのホームグロウン選手は4人。郷家友太や小畑裕馬をはじめとするアカデミー出身の4選手がトップチームに登録されていた。長く年代別の日本代表を率いた森山佳郎を指揮官に迎える来季、彼らを含めた若手がJ1昇格の鍵を握るかもしれない。
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