高松ぶどうでスパークリングワイン PFUブルーキャッツ石川かほくが発売
SVリーグの女子バレーボールチーム「PFUブルーキャッツ石川かほく」が11月23日、地元のブドウを使ったスパークリングワイン「KAHOKU BLUE(カホクブルー)」を発売した。(金沢経済新聞) 【写真】ワインをアピールする関係者 同チームのホームタウンであるかほく市の名産品「高松ぶどう(デラウェア)」を使い、800本限定で製造した。栽培の段階で間引きされるブドウを有効利用し、かほく市、石川かほく農業協同組合、高松ぶどう生産組合が商品開発に協力。7月には選手やスタッフも収穫に参加し、商品名は選手たちがアイデアを出して、ファン投票で決めた。 同チームを運営するPFUライフエージェンシー社長の蓮池学さんは「プロチームを目指す地域密着型のチームとして、かほく市の魅力を全国に発信していく。特産品である高松ぶどうを生かし、新しい価値を広めていきたい」。油野和一郎かほく市長は「地元のブドウを使い、地域貢献にもつながっている。酸味が少しあり、爽やかな後味で、おいしいワインに仕上がった」とアピールする。 当日は、ホームゲームの開催に合わせて「とり野菜みそ BLUECATS ARENA」(かほく市浜北)で販売を始め、会場には試飲用のブースも設けた。同チームOGの渡邊真恵さんは「選手や監督、スタッフ、みんなが関わって商品化した。すっきりと飲みやすいので、味わってほしい。チームの勝利を、ワインで祝ってもらえたら」と笑顔を見せる。 価格は3,900円(750ミリリットル)。同チームの公式サイトでも扱い、収益の一部は能登半島地震の義援金に充てる。
みんなの経済新聞ネットワーク