長谷川岳氏に祝電 道特別職6人と部長職23人 参院委員長就任時
道は19日、自民党の長谷川岳参院議員(道選挙区)が昨年10月に参院地方創生・デジタル特別委員長に就任した際に鈴木直道知事ら特別職6人と部長職23人が祝電を送り、送付者名簿を事前に庁内で共有していたと明らかにした。知事は祝電費604円を公費で支出し、知事以外は私費で賄ったが、担当者が送る日時などをあらかじめ周知し、送付を事実上催促していた。 鈴木知事は19日の記者会見で長谷川氏以外の国会議員にもルールに沿って公費で祝電を送っているとした上で、今回の事案の報告を前日に受けたと説明。「祝電は個人の判断で行うべきで、送らなければいけないと感じるやり方は適切ではなく、改めるべきだ」と述べた。道によると、他の国会議員には同様の対応をとっていなかった。