「TSURUTA LABO」16日オープン 廃校舎を改修 貸しオフィスやコワーキングスペース
青森県鶴田町が整備してきた同町妙堂崎の町地域活性化支援センター「TSURUTA LABO」が16日、オープンする。2020年の町内6小学校の統廃合に伴って廃校となった旧水元中央小学校の校舎を改修した。貸しオフィスやコワーキングスペースなどを備えており、イベントの開催や起業したい人など、多岐に渡って利用してもらうことを目指す。 町から指定管理者の委託を受けた同町の「一般社団法人もったいない研究所」(岡詩子代表)が運営管理を担当。岡代表は「事業や活動に意欲がある人たちが集まり、一人一人の可能性を広げられる場所をつくりたい」と話している。 センターは2階建てで、以前教室だったスペースを活用し、Wi-Fi(ワイファイ)を整備した貸しオフィスやコワーキングスペース(利用はいずれも有料)のほか、イベント会場として利用可能なフリースペースなどを設けている。 町は旧水元中央小を、新たな事業の創出支援や地域産業、コミュニティー活動の育成・振興のための複合施設とすることを目指し、国のデジタル田園都市国家構想交付金を活用して整備を進めてきた。 16、17日に行われるグランドオープンイベントでは、建物内の自由見学やコワーキングスペースの無料体験が実施されるほか、キッチンカーなども出店する。問い合わせは同研究所(電話0173-26-5888)まで。