在校生は姉妹2人だけ…最後の書き初め大会 今年度で閉校の吉母小学校
KRY山口放送
下関市の小学校で始業式に合わせて書き初め大会が行われました。 小学校は今年度で閉校となるため、学校としては最後の書き初め大会です。 書き初め大会が行われたのは、吉母小学校です。 在校生は姉妹の2人だけと少ないこともあって教職員と一緒に行いました。2人は、書道を習っていて力強い字で書きあげました。 そして、この後行われたのがジャンボ書き初め・・ 縦5メートル横4メートルの大きな紙に地元の書道家・木原流水さんが「道」という字を書きました。「道」は、亥川竜太郎校長が「自分がやりたい事をしっかりやっていって欲しい」という思いを込め選んだ字です。 そして、「道」という字のまわりに3年生の伊藤咲羽さんは、「算数をがんばる」、4年生の鈴夏さんは「いろんなことに挑戦」と目標を書きました。また、教職員や地元の人たちもメッセージを書いたり、手形を押したりして作品に仕上げていきました。 吉母小学校は、今年度で閉校となるため10年にわたって行われてきたジャンボ書き初めも今回が最後です。 (伊藤鈴夏さん・4年生) 「楽しかったです」「きれいに書けたらいいなと思いながら書きました」 (伊藤咲羽さん・3年生) Q)最後の学期をどういう風に過ごしたいですか? 「楽しく過ごしたいです」 ジャンボ書き初めは2週間ほどかけて乾かした後、体育館に飾られます。