一条貫太、「歌のテーマパークを」演歌、フォーク…幅広いジャンル挑戦 浅草でリサイタル、全27曲熱唱
演歌歌手の一条貫太(27)が16日、東京・浅草公会堂でリサイタル「魅力のすべて」を開き、約1000人のファンを全27曲の熱唱で沸かせた。 デビュー7年。キャリア最大規模となったリサイタルでは「一条貫太の歌のテーマパークを届けたい」と演歌とともにフォークや浪曲、よさこいソーランなど幅広いジャンルの歌に挑戦。新曲「大漁太鼓」では、故郷千葉の伝統芸能「銚子ばやし」の保存団体のメンバーの太鼓や踊りとのコラボで盛り上げた。 新曲をはじめここ近年は「男の漁場」など、海にゆかりの作品に取り組んでいる。一条は「同じレコード会社の鳥羽一郎先輩から『海の歌はこれからお前に任せる』とお声をかけていただき、背中を押されました。粗削りですが、これからも海の歌を歌っていきます!」と力を込めた。 今月20日に28歳を迎える。「30歳を前にヒット曲を出して、全国の大きなホールでコンサートを開きたいです。歌謡界の海を先輩や仲間たちと一緒に盛り上げていきたい」と意気込みを新たにしていた。
中日スポーツ