ナナちゃんもうれしい!たのしい!大好き!あのアーティストとコラボ
名古屋駅近くの待ち合わせ場所として知られる名鉄百貨店(名古屋市中村区)の「ナナちゃん人形」が26日、人気音楽グループ「DREAMS COME TRUE」とコラボレーションした新たな衣装に着替えをした。 創業130周年を迎えた名古屋鉄道を含む名鉄グループは、デビュー35周年のドリカムと連携した企画を実施。12月1日に開店70年となる名鉄百貨店と、同月に愛知県国際展示場(常滑市)で開催するドリカムのライブイベントをPRするため、ナナちゃんの特製衣装が用意された。 特製衣装は、コラボレーションのイメージカラーのピンクを基調とし、黒のパーカとショートブーツでコーディネートした。帽子やスカートにはピンクのフェイクファーが使われている。 名鉄グループによると、ドリカムのボーカル・吉田美和さんはナナちゃんを見るたび「ああ、また名古屋に来ることができた!」とうれしくなり、長年の友達のように名古屋でのライブの心の支えとしてきたという。 名鉄百貨店の広報担当・上村嘉臣さんは「ただ着替えさせているだけではなくて、きれいな形が出るように整えることにこだわっています」と話す。 この日も、作業員がナナちゃんのスカートやレッグウォーマーの丈を調整したり、パーカのフードやひものバランスを入念に確認したりしていた。 ナナちゃんは1973年4月28日に登場して以降、衣装の着替えが650回超。これまで主に火曜日の夜に衣装替えをしてきた。 今年の着替えは今回で29回目で、12月10日まで披露される。 ◇ この記事は、ものまね芸人の原口あきまささんと朝日新聞名古屋報道センターの辻健治記者が取材しました。取材などの様子は、12月14日にメ~テレ「ドデスカ!」(午前6時半~)で放送予定です。
朝日新聞社