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　日本での導入開始が待たれるスバル期待の新型フォレスターだが、北米スバルは2024年4月、ついに新型フォレスターの価格を発表した。さっそく各グレードの詳細を見ていこう。 【画像ギャラリー】ついに「新型フォレスター」の価格が北米で発表!!450万円がスタートプライス！(16枚) 　文/ベストカーWeb編集部・渡邊龍生、写真/スバル

■スタートプライスは450万円から！

　スバルオブアメリカの発表によると、新型フォレスター2025年モデルは5グレードが設定されている。各グレードの価格は「ベース」が2万9695ドル(約450万5000円)、「プレミアム」が3万1995ドル(約485万6000円)～3万3195ドル(約503万8500円)。 　また、「スポーツ」が3万4495ドル(約523万5500円)～3万6195ドル(約549万3500円)、「リミテッド」が3万5995ドル(約540万2800円)～3万7595ドル(約570万6000円)、「ツーリング」が3万9995ドル(約607万円)。 　これに北米ではユーザーへの配送料1395ドル(約21万1700円)がかかるという。 　また、北米専売仕様となるフォレスターウィルダネスについては先代型5代目モデル(日本では現行モデル)ベースのまま併売されるという。こちらの価格は3万4920ドル(約530万円)～3万6770ドル(約558万1000円)。 　現在のレートは1ドル=151.8円なので円安ドル高で推移している影響もあるのだが、5代目モデルと比べるとやはり価格が上昇しているのは否めない。その背景にあるのは従来比10％のねじり剛性アップをもたらすスバルグローバルプラットフォーム+フルインナーフレーム構造をはじめ、新世代アイサイトなど新技術の採用にある。

■北米仕様のパワートレーンは水平対向2.5LDOHC1本

　北米モデルのパワートレーンは最高出力180psの2.5L水平対向4気筒DOHCのみで、発売時期は2024年晩春とアナウンスしており、生産については日本の群馬工場で行われる。 　その外観デザインは全体的には従来までのフォレスターのクラシックで無骨なSUVとしてのプロポーションを維持しながら、フロントセクションを大幅に刷新。表情がこれまでのスバルSUVとは一線を画しており、新しいデザインテイストが取り入れられている。 　インテリアではより多くの吸音材、より堅牢な溶接技術に加え、ルーフパネルからの騒音減衰率を39％削減した構造用接着剤を追加したため、より静かで快適になっているという。 また、新型フォレスターに標準装備されている最新バージョンのアイサイトは、よりスムーズかつ迅速に、より幅広い条件で作動するように設計されている。視野の拡大、制御ソフトウェアの更新、電動ブレーキブースターの追加などを実施。 また歴代フォレスターでは初めて、「アドバンスト・アダプティブ・クルーズ・コントロール」が作動している時に、反応しないドライバーを検知すると緊急停止アシストが作動し、車両を停止させることができるようになっている。

■日本仕様も価格アップは確定か？

　日本では依然として現行5代目モデルの販売が継続されているが、日に日に新型フォレスターへの期待が高まってきている。 　まだ、パワートレーンの搭載については確定していないが、新型の日本仕様はそれまでの2Lマイルドハイブリッドのe-BOXERと1.8Lターボから新開発のストロングハイブリッドが採用される可能性が高い。 　新型フォレスターの価格上昇は避けられないだろうが、早く日本仕様の詳細を公開してほしいところだ。