【ソフトバンク】有原航平、2年連続開幕投手に意欲「任せてもらえるなら」楽天&西武の広陵後輩にもエール
ソフトバンクの有原航平投手が7日、2年連続の開幕投手に意欲を燃やした。この日、パ・リーグの来季日程が発表され、開幕戦は3月28日のロッテ戦(みずほペイペイ)と決まった。今年8月まで足かけ6年の対戦11連勝をマークし、今季4試合で3勝1敗の防御率2・10と、ロッテにめっぽう強いエース。報道陣から開幕カードの相手を聞かされると表情がひときわ明るくなり「どっち(の球場)ですか?」と逆質問。今季13試合8勝2敗の防御率1・71と無双したホームだと分かると「ほ~」とさらに華やかな表情を見せた。 「今年、開幕投手をやらせてもらい、勝つことができた。すごくいい経験になりましたし、来年も重要なところを任せてもらえるようなピッチャーでいたいと思っている。でも、そこ(開幕投手候補)に食い込める状態でいることが大事だと思うので、来年も引き続き任せてもらえるなら、投げられる準備をして臨みたいなと思います」 V2と5年ぶり日本一を目指す戦いとなる2025年。気になる広島・広陵の後輩がプロ野球の門を叩いた。まずは楽天ドラフト1位の宗山塁内野手(明大)だ。「めちゃくちゃいい選手だという情報しかない。(東京六大学通算)118安打で岡田さん(阪神・岡田彰布前監督=早大)を超えたんですよね。それはめちゃくちゃすごいと思う。それが評価されてのドラフト1位だと思うので、全力でいい勝負ができたらと思います」 楽天との公式戦は開幕6カード目で、4月15日からホームでスタート。先輩のプライドで、5球団競合のアマNO1遊撃手を封じるつもりだ。 そして「渡部君も書いてあげてくださいよ」と報道陣に注文した。西武ドラフト2位の渡部聖弥外野手(大商大)のことだ。「(宗山も渡部も)どっちもすごくいいって聞いていた。やっぱりパ・リーグに2人の高校の後輩が入ってくる。けがなくいい勝負ができたらなと思います。キン肉マン(のようなマッチョ)ですよね。僕も(早大の)同級生に(大商大出身者が)何人かいたんで(分かるが)、気合入ってんだろうなと思います」とニヤリ。 西武戦は開幕3カード目で、4月4日からホームで。開幕投手なら、順調にいけば中6日で同日の先発となる。“気合のマッチョ”にも魂の投球を披露したいところだ。
報知新聞社