国体2連覇へ! 伝統ある水球部 鹿児島国体優勝の記念碑で意気込み 三重県立四日市中央工業高校
水球部の一期生で世界的アーティストの大谷芳照さんが記念碑をデザイン=四日市中央工業高校(三重テレビ放送)
2023年秋に鹿児島県で開かれた国体の水球少年男子で、創部50年にして優勝を果たした三重県立四日市中央工業高校水球部の功績をたたえようと、20日記念碑の除幕式が行われました。 1973年に創部された四日市中央工業高校水球部は、初代監督の故熊野識さんの下、国体優勝を目指しましたが、1975年の三重国体で準優勝となって以来、国体での優勝が水球部の悲願となっていました。 その後、四中工水球部のOBで元日本代表の川口智央監督と、歴代の部員らが故熊野監督の遺志を引き継ぎ、創部50年となった2023年秋の鹿児島国体で、悲願の優勝を果たしました。 記念碑をデザインした世界的なアーティストの大谷芳照さんは水球部の一期生。故熊野監督と、川口監督の手型とともに「繋」の一文字を御影石に刻みました。 水球部は2021年には全日本ジュニアとインターハイでも優勝していて、記念碑の建立は3つ目となっています。 主将の松田弦皇さんは「国体2連覇をして、自分たちの代でのインターハイ優勝をして、石碑をもっといっぱい建ててもらいたい」と今後の大会への意気込みを語りました。 監督の川口智央さんは「故熊野監督には感謝の気持ちを伝えたい」と話していました。